もうタイトルが出オチのようですが。
こんにちは、しするです。
夫の仕事で使っていた車が、来月で車検が切れるという話になりました。
既に生誕から20年を優に超えた軽自動車で、最近は夫が帰ってきたのが車の走行音でわかるような状態でした。
夫は「もう一回車検通す」と言い張りますが、
いや、無理でしょう。(そして無理でした)
日本の法律では、軽自動車税は4月1日に車両を保有している人に課税されます。
たとえ車検を通すことが現実的に難しい車であっても、です。
なんなら全く乗っていない、あるいは乗ることができない車であっても、車の所有者として登録されている限りは情け容赦なく課税されるのです。
しかも今回問題になっているのは、初年度登録から20年超の車両…
税金が高いのです。
新車の軽自動車より高い。
そして、修理費と今後の維持費を考えると、これ以上粘るのは得策ではない。
もうこれはさっさと別れを告げるしかないと腹を括りました。
しかし。
時は既に3月26日。(つまり昨日の話です)
課税の基準となる日まであとわずか。
…そもそも今更手続きして間に合うのか?
というところから動き始め、ラジオやテレビでよく軽快な歌声で宣伝されている某廃車買取業者へ問い合わせたところ、
「3月中の廃車は、20日までの受付になっております」
なんてこった。
というか、件の車は車検が4月20日が期限⇒3月20日以降でないと車検が受けられない状況だったため、いずれにしても車検に出してからの判断では遅かった、ということに…
しかしここで、コールセンターの方から希望の一言が。
「こちらではそのような回答しかできませんが、実際の引き取り店舗では違った対応ができるかもしれません。お問い合わせになりますか?」
しますとも!
そして、間髪入れずに地元の某廃車買取業者へ直接問い合わせました。
「例年でしたら20日で締め切られているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあって、陸運局も締め切りを伸ばしているんです。車両を持ち込んでいただけるのであれば、対応できるかもしれません。」
奇 跡 が 起 き た !
そこからは更に怒涛の勢いで、夫のお仕事車両のラストランへ…
やっぱり変な音がしている。
(ドライブシャフト関連の部品が折れていたそうなので、異音がするのは当たり前だったという話です。整備士さんの困ったような苦笑いは忘れられそうにありません)
そして、諸手続きを苦手とする夫を窓口に追いやり、一人車の中を片付けました。
所有者本人が手続しないと、かえってややこしくなりますからね。
1日でいろいろなことが起こり、そして変わりました。
払うはずの車検代はそのまま手元に残り、割増の軽自動車税を回避し、車両持ち込みで少し増えた現金を受け取り、我が家の車は1台になりました。
あとは先に申し込んでいた自賠責が上手いこと返ってくるとありがたい。 (←後日談あり)
人生にはびっくりするほど『うまいことはまる』展開が起きることがあります。
情報と知恵、そして行動によって、人生の困りごとを切り抜けることができると知っています。
全部じゃないですけどね。
ちなみに、今は車の買取・引取業者さんもいろいろあります。
車に別れを告げることになった方たちが、気持ちよく愛車を手放せるところに託せるといいなと思います。
他の車を手放す際、買取・引取たくさん調べていろんな経験をしました…(それはまた別のお話で)
↓こういう形で調べられます↓
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車は人生の中でも大きい買い物に含まれるでしょうし、生活に密着している存在です。(特に地方在住であればなおさら)
お別れするときにも、後悔が少ない方がいいと思っています。
調べてみるだけでも価値あります。同じ車種や年式の情報があっても、他の事例が自分に当てはまるとは限らないので。いや本当それで大変だったので…
とはいえ、今回のようなケースであれば、思い切りと迅速な行動が必要になります!
情報収集はお早めに!手遅れで後悔するのもキツイです。