こんにちは、しするです。
先月、怒涛の勢いで車を一台手放しました。(詳細こちら↓)
実は、この車に関して、一つやることが残っていたのです。
自賠責保険の対応です。
自賠責保険とは
お車を数年お持ちの方は経験がおありかと思いますが、車両を使うには『自賠責保険』をかけた状態でなければいけません。
自賠責保険は『強制保険』で、かけていないと罰則があります。
(いわゆる『車の保険』は『任意保険』と呼ばれ、個人の意思で加入します。自賠責保険ではカバーしきれない部分の補償を確保するためのものです。)
大抵は車検の時に整備工場で一緒にかけられているケースが多く、ちゃんと車検を受けている車であればまず問題ありません。
自動車の整備工場は、このために損害保険の代理店をしている(もしくは提携先がある)ことがほとんどです。
でもこちら、実は自賠責保険を扱っている会社であれば、どこの損害保険会社でもかけられます。そして、法律上加入が定められているので、保険料は原則一律です。
そのため、仕事等でお付き合いのある代理店を通して加入することもできます。
※この場合は車検の前に契約しておく必要があります。
ちなみに、お付き合いがある代理店であれば、万が一事故に遭った時、自賠責保険と任意保険の窓口が一緒になるので、手続きや交渉はちょっとだけスムーズになると思います。
今回は、この『お付き合いのある代理店で事前に加入する』ケースでした。
事前加入の盲点
車検に先立って代理店へ保険料を持参し、自賠責保険の証明書を受け取り、
いざ車検!
で、ダメだったわけですよ。
実はこの車、車検が切れるのは4月に入ってからだったので、自賠責保険も車検の切れる日から補償がスタートするように手続きをしていました。(補償が途切れないようにしてあれば、車検日より補償の開始が後でも大丈夫なようです)
ただ、私の中では「廃車になるんじゃなかろうか…」という思いが強かったので、早めの車検を夫に勧めていたのです。
で、ダメだったわけですよ。
その車なくなるわけです。
自賠責保険いらないんです。
既に4月某日からの保険料を支払って契約した自賠責保険をかけるべき車は、3月中にはもういなくなるんです。
解約しないといけない。
そして私は知っている。
『保険』というものは、一度契約が成立した以上保険料の全額返金は原則不可能ということを。
『保険』というシステムは、お互いに助け合うためにできています。
そして、加入しても使わなかったから、といって払ったお金を全部返してもらうことはできません。
事務手数料とか諸々を差し引いた『解約返戻金』という形で返ってきます。
(まぁ正直そうじゃないと、契約や解約のためにいろんなことしてくれた人たちただ働きになっちゃうよねとか個人的に思っています)
前置きが長くなりましたが(前置きにしては長すぎる)、
今回、もしも事前に自賠責保険に加入せず、車検と同時にしていたら、
そもそも保険料を払わずに済みました。
車検前にこのこと気付かなかったんですよねぇ…
全部終わってから(むしろ今月に入ってから)「あ!」と思いました。
代理店の方はとても良い方で、保険開始日(補償が始まる日)より前の廃車だから、と全額返金にならないか試みてくださっていたんですが、やはり契約成立後は難しいようです。
実は、私の夫は保険や事務的な手続きがものすごく苦手です。
(保険関係の話はすべて私を連れて行くくらいに苦手です)
そんな夫が、今回の件で「損だったんだね…」とぽそりと言いました。
私も気づいてなかったんだから仕方がないよ…
今回マイナスになったざっくり5,000円くらいは、勉強になったね、くらいでとらえておこうと思います。
いや本当気づかなかった。
絶対車検通す!というお車であれば、事前に自賠責保険の契約をしておくことで、上の方で書いた『窓口の統一化』もできますし、お付き合いのある方の成績にもなるので、割とwin-winな感じなんです。
ただ、「もうこの車ダメなんじゃないかな…ダメなら廃車かな…」とか思う場合には、
私たちみたいになりますよ。
それと余談ですが、『任意保険』の方は、車がなくなっても契約は残せるので、
『契約の中断』を申し出ることをお勧めします。
手続きできたら『中断証明書』なる書類が来て、新しい車を入手した際に使えます。
前の車で築いてきた等級を引き継げますよ。(保険会社を変えても大丈夫だし、家族にその等級を引き継ぐこともできます)
※事故があった場合はその条件も反映します
車の維持と管理にも、情報と工夫は大事だとつくづく実感しました。
知らない、気づかないで損するのは悲しいです…
次は気をつけよう。
買い替えとか当分先だけど。
↓車の保険の情報を調べる際に、このようなサービスも活用できます↓
何かおまけくださるみたいです。