このところ、会話の98%くらいが夫と交わしているものだと気づいたしするです。
自粛と引きこもりが類義語に近づいている。(個人的に)
今週のお題は「会いたい人」…
会いたい人…たち…ではダメでしょうか。
絞れない本当に。
家族。
こちらのブログで再々書いておりますが、私は家族がたくさんいます。
※カテゴリー『身の上話。』をご参照ください。
みんなが成長するにつれ、それぞれの人生を歩んでいます。
住むところも次第にバラバラになるわけで、今はきょうだいのうち3人が地元を離れています。(私も含まれます)
一時期は海外にいたきょうだいもいるので、全員が日本にいる今、比較的連絡が取りやすくなりました。時差も気にしなくていいし。
現在、この自粛生活の中で県境を越えられなくなったために、家族と直接会うことはできません。
地元は今の居住地よりも感染者数が少なく、高齢者も多い地域なので、とても帰れない状況です。
同じ県内に住んでいるきょうだいもいますが、そちらには小さい子どももいるので、やっぱり会えません。
今は様々な文明の利器により、お互い気軽に連絡を取り合うことができます。
顔を見ながら話すこともできます。
流通関係の方が仕事を継続してくださっているので、本当に必要なものを送りあうこともできます。
それでも、会いたいと感じます。
直接会って話したいし、一緒に時間を過ごしたいです。
このまま会えない状態で、甥や姪に身長を抜かれてしまったらどうしよう…
同僚たちと、利用者さんたち。
以前勤めていた職場は、社会参加が主目的の通所ということもあり、外部からの訪問やボランティアに対してとてもオープンな施設でした。
そのため、異動してからもちょこちょこ遊びに行き、しれっと利用者さんたちと交流したりしていました。
退職する前も、そっと訪問しました。
でも、『異動先を辞める』ことをほとんど伝えられないままでした。
そして、私の退職と時を同じくして、世の中は自粛に入りました。
以前の職場も、外部の方の受け入れを中止しています。
自主的に通所サービスの利用をお休みされている方もいらっしゃるそうです。
訪問することが難しくなった今、皆さんと会うこともかないません。
私が今の居住地へ引っ越してきた当時、ここは『知らない土地』でした。
友人や知人も少しいましたが、この地域についてはほとんど知らない状態です。
そんな時期の支えになったのが、職場の同僚や利用者さんたちでした。
他県から来た私を受け入れ、一緒にたくさんの経験をさせてくれました。
この職場と縁があったことで、私の世界は拡がりました。
皆さんに会えない今、どうしておられるのか気がかりです。
特に、高齢の方や基礎疾患のある方たちに、再びお会いできるのかな…と考えてしまいます。
そして、私のことを覚えていてくださるだろうか、とも。
会いたいけど、会わない。
今、『会わない』ことを選択しています。
その人たちが大切だから。
そして、その人たちは『私が元気でいること』も望んでいるはずです。
だから、今は会いません。
はやくおさまってほしい。ほんとうに。
↓イラストはこちらでいただきました↓