しするは今日も考える。 -Thistle Thinks GOOD Thoughts-

日常のおもしろいこと、経験から学んだことを考察中。あと時々趣味。

お腹の調子が整いました(主に夫の)。【菌活入門におすすめ】

連日父のネタを書き綴っていたせいか、普段どんな感じで記事を上げていたのかわからなくなったしするです。

バランス大切。

 

 

父の話を書きすぎたので、今日は夫のことについて触れようと思います。

 

夫の抱える悩み

私の夫はお腹の調子がイマイチな人で、よくトイレに引きこもります。

もともと生まれた時点で内臓がちょっと未熟な状態だったらしく、ちょいちょい体調を崩しつつ成長してきたそうです。

 

そんな夫の大きな悩みは『おならが臭いこと』

出した本人が臭いにむせて咳き込むレベルです。

空気清浄機の「におい」機能も盛大に稼働します。あれすごい感知する本当。

 

食生活はそこまで夫婦で差がないですし、連日ほとんど同じものを食べている時でも、夫の破壊力は衰える様子がありません。

野菜の割合が多い食生活にしても同様で、夫だけが大変な破壊力を持っていることから考えると、腸内環境に差があるのではないかと考えました。

試行錯誤の日々

 結婚してからは、いろいろなものを試してみました。

『腸内環境改善』を謳っているヨーグルトや黒酢等の発酵食品は大抵試しましたが、ことごとくお腹を壊しました…

食事の繊維質の割合を増やしたり、腸を冷やさないように腹巻をして過ごすなど、いろいろなアプローチをしてみましたが、あまり改善はみられませんでした。

 

古い記憶を辿る

私の父は、体に良いものを本能的に選んで食べている人です。

そして、基本的に体を使う仕事をしている人なので、体調を整えるために必要なものを好んで食べているのだろうと推測していました。母が。

 

そんな父の好きなものを回想していたときに、まだ夫に試していないものの存在に気が付いたのです。

 

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ashiettoさんによる写真ACからの写真

 

こうじから作る甘酒です。

父はこれがとても好きで、毎年冬になるとコタツに大きな鍋を入れて作っていました。

コタツに人が入れなくてちょっともめる。

 

 

こうじの効果

夫に試せそうか調べてみました。

夫の体調は、明らかに『腸内環境が悪化している人』の典型でした。

そして、こうじ甘酒は栄養価が高く、加えて整腸作用も大きいということがわかり、試してみる価値がありそうだと思いました。

しかも酵素やビタミン、食物繊維も豊富で、ダイエットにも効果があるといわれています。

 

そもそもこうじ甘酒は奈良時代くらいから日本で作られていたそうで、江戸時代には夏バテ予防として広く用いられていたようです。(俳句の世界で『甘酒』は夏の季語だそうですよ。)

 

こうじ甘酒を作ってみる

さて、実際に作るにあたり、ひとつ問題がありました。

 

温度管理がめんどくさい。 

おかゆを炊いたあとに水で温度を下げ、60℃前後にしてから米糀を混ぜて、そこから約8時間温度管理が必要…

 

って無理です。無理。

仕事してたらそんなに炊飯器に貼りついてなんていられないし、そもそもそんなこまめに管理できるような性格をしていません。

 

しかし、私は素晴らしい味方を得ました。

ズボラな私の強い味方…それがこちら。


ヨーグルトメーカーです。 

※我が家のはもう少し古い機種です。上記のものはより使いやすくなっています。

詳細はこちらで調べていただくともっとわかりやすいです。

【アイリスオーヤマ公式オンラインショップ】アイリスプラザ

我が家の一押しはアイリスオーヤマさんですが、他のメーカーさんもあります。

 

これの何がありがたいかって、設定した時間で温度を一定に保ってくれるんです。

しかも専用の容器が付属していて、甘酒や塩こうじなんかはその容器で作ってそのまま冷蔵庫で保管できます。

そして、アイリスオーヤマレシピの甘酒は、あったかい米飯から作れます。

おかゆを炊かなくても大丈夫です。

あったかいご飯と熱湯を使って作るので、電気ケトルがあるとスムーズに作れます。


腐敗防止のために道具を熱湯消毒する必要があるので、すぐにお湯が沸くツールがあるのはとても便利です。

 

こうじ甘酒を食べてみる

夫には大変好評でした!

しかも、2週間くらい食べ続けていたところ、おならが臭くなくなったんです。

衝撃でした。本人が一番驚いていました(笑)

加えて、お通じも健康的になりました。

 

夫にはこうじが合っていたんです。

ここに至るまで紆余曲折がありましたが、夫の体調に合う食材がみつかったことにほっとしました。

ちなみに、夫が長く生活していた地域のメーカー(味噌屋さん)のこうじを使うようにしています。

その方が体とケンカしないかなと思いましたので。

 

実は、私自身はこうじ甘酒が苦手でした。

独特の香りと甘味がどうもなじめなくて、実家でもほとんど食べていなかったのです。

ところが、上で紹介した本を参考に、『こうじ甘酒+きなこ』にしてみたところ、全く気にならずに美味しくいただけました!おはぎみたいな印象になります。

こうじ甘酒は料理にも使えるので、いろいろな方法で摂るようにしています。

 

体調は人それぞれに違いますので、誰に何が合うのかは試してみるまでわかりません。

それでも、合うものがみつかると、確実に変化します。

『医食同源』という言葉がありますが、まさにその通りで、日ごろから食べているものが私たちの体をつくっています。

 

『こうじ甘酒』、よかったらお試しくださいね。

私たちの経験が、どなたかのお役に立てば幸いです。