しするは今日も考える。 -Thistle Thinks GOOD Thoughts-

日常のおもしろいこと、経験から学んだことを考察中。あと時々趣味。

一年経ちました。

なんとなくブログから遠ざかっているうちに、開設一周年を迎えて慌てたしするです。

やる気をぼちぼち見つけたい。

 

 

この一年間、夫と過ごす時間がとてもたくさんありました。

もともと、二人で過ごすことが楽しいタイプの夫婦なので、一緒に過ごす時間が増えても特段揉めることもなく…

 

気が付いたら一年が経っていました。

昔から「年を取ると一年が早い」と言いますが、

本当にそうだと思います。

 

 

実は、ブログの更新が滞っている期間、新しいことに挑戦していました。

 

『文字通訳』と呼ばれるものです。

聴覚障がいのある方への情報支援の一つで、話者の話をできるだけそのまま文字にして伝えます。

同じような手法の支援方法に『要約筆記』というものもありますが、こちらは話者の話を要約して文字にします。

 

ご縁があって、とあるオンライン講座に字幕を付けるチームに参加することになりました。

『chaptiOnline』というソフトを利用して、複数の通訳者と一緒に連携して入力しています。

オンライン上にあるソフトのため、インターネット経由で連携することも可能です。

実際、今一緒に取り組んでいるメンバーは、それぞれ全く違う地方に住み、年代も違い、直接の面識はほぼゼロの状態でした。

f:id:Thistle37:20210324235524p:plain

今ではとても仲良くなっています。

 

この『連携入力』という手法がですね、慣れてくるとすごくありがたいのですよ。

聞いた内容を一人ですべて入力するのは至難の業ですが、「自分の続きを入力してくれる人がいる」というだけで、文字に残せる情報量が飛躍的に増えます。

 

本来は、講義や講演に際し、リアルタイムで情報支援をしていくためのシステムであると聞いています。

しかし、現在は人が集まっての講演も難しく、オンラインでの学習機会が増える中で、後から見返すことのできる形での情報支援も行われるようになりました。

『chaptiOnline』はzoomと連携ができるため、講義+手話通訳+文字通訳のような配信も可能です。実際にリアルタイムでそれをするのは、人員確保の関係とかでとても大変ですが…

 

まだ関わり始めたばかりで、わからないことだらけの中を手探りで学んでいます。

それでも、一緒に取り組んでくださる方たちに学びながら、少しずつ経験を積んでいます。

 

 

自分にできることを、少しずつ。

ゆっくりではありますが、成長しています。